フランチェスカ・コンティ(Francesca Conti) 骨董品、装身具、絵画など芸術品に憑いている魅魔を祓う仕事をしている。
だが、あまり理解のされない職業であるため、表向きには芸術品の修繕、手入れの仕事としている。 『フランチェスカ』と呼ばれる事を嫌い、苗字、またはフランカ(Franca)だけしか認めない。 |
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ジルド(Zirdo) 壷に憑いていた魅魔。人前で名乗る場合は、ジルド・コンティと名乗る。
病的に見える白い肌と、虚ろに見える黒の目を持つ男。 髪の色も黒、服の色もほぼ黒で統一されているためか、酷く陰気に見られている。 口数も少ないため、少なくとも明るい性格ではない。 |
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ソーマ(Soma) 絵画に憑いていた魅魔。人前で名乗る場合は、ソーマ・コンティと名乗る。
フランチェスカが好きで、フランチェスカのためなら死すら厭わないと考えている男。 フランチェスカとそれ以外の人間にとる態度の違いが非常に激しい。 自分よりも信頼されている(ようにソーマは見ている)男、ジルドには敵意を持っている。 |
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■呪われた首飾り登場人物 |
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リトア(Lithoa) 装身具(首飾り)に憑いている魅魔。ポワズシリーズ最後の作品。
呪われた首飾りであり、身に着けた者は全員死亡している。 今の所有者である、依頼者の娘マリレーナのことを心配している。 |
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アンブロージョ・フェルミ(Ambrogio・Fermi) 依頼主。
娘の異変を感じ、昔馴染みに相談したところ、フランチェスカを紹介された。 遅くに生まれた娘のためには金に糸目をつけない。 |
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マリレーナ・フェルミ(Marilena・Fermi) 依頼主の一人娘。
名前が似ている、遅くに生まれた一人娘、娘を祝うために贈られた首飾り、晴れ舞台といった、ポワズの娘との類似点が多い。 マリレーナ自身の性格は引っ込み思案で、人見知りが激しく、自己主張を全くしない子である。 |
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シルヴァン・グレゴワール・ポワズ(Sylvain・Gregoire・Poise) 宝飾デザイナー。主にブローチを手がけていた。
デザインから、宝石の研磨、彫金など全て一人で行う上に、完璧主義で自分が納得できたもの以外は全て破壊するため、現存する数は多くない。 遅くに生まれた一人娘マリエーヌのために創った首飾りが最後の作品である。 |
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マリエーヌ・ポワズ(Mariene・Poise) シルヴァン・グレゴワール・ポワズの一人娘。
呪いの首飾り一人目の所有者にして犠牲者。 結婚式当日、何者かによって殺された。享年18。 |